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脳梗塞は、脳の血管が詰まって脳細胞が死滅してしまう病気で脳卒中の1つです。脳梗塞が発症すると命を落とす可能性もあり、助かっても手足の麻痺や言葉がうまく話せない言語障害、意識がはっきりしないなどの重い後遺症が残ってしまう本当に恐ろしい病気です。

そうならないためにも、脳梗塞の前兆のサインを知っておく事や脳梗塞をチェックする方法を覚えておき日頃からチェックすることが脳梗塞の予防につながります。そこで、脳梗塞のサインのチェック方法、予防する効果的な水分補給や体操、さらに最新の脳梗塞の治療方法をまとめています。

脳梗塞の前兆のサイン

脳梗塞は早期発見が重要!発症して3時間以内が後遺症を防げる目安と言われています。そのためにも脳梗塞のサインを知っておくことが大切になります。

  • 口がうまく回らない(ろれつが回らない)
  • 顔がゆがんで見える
  • よだれがでてしまう
  • 普通に歩けない
  • 片側の手足がしびれたり震える、

主に、このような症状があらわれます。ところが、手がしびれても直ぐに治まってしまう事もあり、たいした事ではないと思いこの脳梗塞の前兆のサインを見逃してしまう人も少なくありません。

これは、一過性脳虚血発作と言い、脳の血管が一時的に詰まり、手がしびれるなど麻痺などが起こりますが、10分位と言う短時間でまたもとに戻ってしまうのです。

ですが、この症状が起こると2、3年の間に約30%の人が脳梗塞を発症していると言うデーターもあるので危険信号なのです。見逃さないようにしなくてはなりません。そんな時、家庭で出来る脳梗塞チェックの方法が幾つかあるので紹介します。

脳梗塞チェック方法

  1. 10秒間「イー」と言って顔がゆがまないか異常をチェックする
  2. 「らりるれろ」を3回言えるかチェックする

その他のチェック方法

  1. 手のひらを上にして両手を前にだします
  2. 手を開いたまま目を閉じて10秒数えます。
  3. 目を開けて、左右の高さが大きくずれていたら注意!

もう一つ

  1. テープなどで床に30cm位の真っ直ぐな線の目印をつけ、その場に立ちます。
  2. 目を閉じます。その場で50回位足ふみをします。
  3. 最初の立ち位置から75cm以上離れたり、足の角度が45度以上回転していると危険のサイン

どれも、簡単な方法です。ぜひ覚えておいてください。



脳梗塞を予防する方法

水分補給をして眠る!

脳梗塞が最も発症する季節は夏の季節。夏は暑いので大量の汗をかきます。水分補給をしているつもりでも水分が足りなくて、体内の水分が不足してしまい血液濃度が高くなり血液はネバネバになってしまいます。これが、良く言われる脱水状態です。

脱水症状になると、全身の臓器で血液を求めます。その結果、心臓は全身に血液をおくろうと一生懸命働いて頑張ります。そのため、脈の回数が増加したり、心臓に負担がかかってしまい血栓が出来てしまう事があるのです。

すると、その血栓が血液のながれによって脳に運ばれ脳の血管で詰まってしまい栄養や酸素が届かなくなり脳梗塞が発症してしまいます。

人間は、年齢と共に、カラダの渇きは感じにくくなるとも言われています。ヒトは、普通通りに生活していても、1日約900mlの水分が失われていると言われます。そうなると、特に夏は暑いので汗などでさらにカラダから水分がなくなります。

また、夏の季節は冷たい飲み物を摂ることも多く、そうなると、喉の渇きを感じにくくなる傾向があり少量の水で満足してしまうことも脱水の原因になります。高血圧や高血糖、悪玉コレステロールが高い人は、血液がドロドロになりやすいので、しっかり水分をとることを心がける必要があります

脱水症状は、活動している日中だけでなく睡眠中も考えられます。寝ている時、想像以上に大量の汗をかいています。睡眠中の脱水状態を予防するためには、寝る前にコップ1杯のスポーツドリンクを飲むことが脳梗塞を予防することに繋がります。寝る前はトイレに行きたくなるので、水分を摂らないで寝る人がおおいですが、それは逆に危険。寝ている間に500~600ccの水分が体内から汗となって出ています。

どうしてスポーツドリンクが良いのかというと、電解質のミネラルが入っているスポーツドリンクを飲んで寝ると体内への吸収が良くなります。

効果的な水分補給の方法

スポーツドリンクの温度は10℃位がおすすめです。10℃位が腸からの吸収が最も良いと言う横浜国立大学の研究データーがあるそうです。10℃位は、冷蔵庫で冷やしてあるスポーツドリンクを一度出して、少し時間を置いてから飲むと丁度いいそうです。

その他に、お酒が好きな人はお酒を飲む前に水を飲みましょう。お酒には利尿作用があります。尿として水分が出てしまい体内の水分が不足しがちになります。以上のように、汗をかく前に水分補給する事が脳梗塞を起こすリスクを下げることに繋がります。

脳梗塞を予防する体操

池谷先生が考案したゾンビ体操

  1. 背筋を伸ばし肩の力を抜いて上半身をリラックスさせる。
  2. 軽いジョギングのように足踏みしながら手をブラブラさせます。。
  3. これを1分やったら、30秒普通にゆっくり歩きます。。
  4. これを3回。朝・昼・晩おこないます。

ゾンビ体操を考案した池谷先生の話によると1日30分歩いたの同じ運動量があるそうです。

足のクイクイ運動

カラダに出来た血栓が脳に飛んできて脳が詰まるのは、実は心臓から飛んでくることが一番多いそうです。ですが、中には足で出来た血栓が脳に飛んできて血栓になることがあるそうです。これは特に若い世代に多いとのこと。

足に血栓をできにくくするのに効果的なのがお風呂の中で、足の甲を上げたり下げたりするのを繰りかえすと良いそうです。これは、日常でも長い間パソコンで仕事をしているときにも、30分に1回は、座ったまま、足を伸ばし足の甲を上げたり下げたりしましょう。

脳梗塞の最新治療『t-PA』と『ステントリトリーバー』はどんな治療方法

『t-PA』は、簡単に言うと注射をして脳に詰まった血栓を溶かす凄い効果のある薬です。ですが、実際にはその薬は、限られた人にしか使えないのです。

その理由は、発症してから4時間半以内の人にしか効かないのです。脳梗塞が出来て時間が経ってしまうと血管が硬くなり血栓は溶けても、その後、破裂してしまう危険性があるのです。

病院に運ばれてから1時間位検査に時間がかかるので、病院には3時間以内で到着する必要があります。自宅で症状があったら、直ぐに病院に行くようにしましょう。

ですが、脳梗塞の発症から4時間半が過ぎて特効薬『t-PA』が投与できなく場合でも、助かる可能性がある最新医療法があるのです。

それは、ステントリトリーバーです。ステントを使って、脳に出来た血栓を絡ませて回収してくる治療方法。2014年7月から脳梗塞の治療方法として認可されたそうです。

医療の現場では、効果的な治療方法が考案されています。ですが、脳梗塞は早期発見が一番大切です。その為にも、自分たちが知識をチャンと知っていることが大切になりますね。




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