どんな病気も発症してしまったら・・・と考えると不安になりますが、特に恐ろしいのが突然死の恐れがある脳の病気は恐ろしい病気です。

ですが、恐ろしいと言っているだけではなく、現在、どんな治療が行われていているのか知ることも大切です。

そこで、先日、『スゴ腕ドクター』を紹介する番組を放送していました。最新の治療方法も紹介されていましたのでまとめてみました。

番組で紹介されたドクターは、脳卒中である脳梗塞や脳動脈瘤をカテーテル使い治療する最新治療『血管内治療』のスゴ腕ドクター兵庫医科大学脳神経外科の吉村紳一先生。

吉村先生の信念は「結果が全て。とにかく患者さんを良くすること。これが医師に課せられた大事な使命」だと。吉村先生はその結果を出すために日々努力し戦い続けている脳のすご腕ドクターです。

脳卒中について

脳の病気と言うと脳卒中ですが、脳卒中といっても種類がありますが、大きく分けると以下の2つになります。

  • 血管が詰まったり、狭くなり血流が悪くなる脳梗塞
  • 脳の血管が破れる脳出血があります。

脳卒中は、現在日本では死因第3と言われています。命が助かっても寝たきりになってしまったり、身体に障害が残ってしまう人も多いたいへん恐ろしい病気です。

このような脳で発症した病気を脳を切開しないで、カテーテルを使った最新の『血管内治療』を行っているのが吉村紳一先生です。



脳出血のくも膜下出血とは

脳卒中の中で、脳の血管が破れて発症するのが脳出血です。その中でも最も怖いとと言われているのが “くも膜下出血”です。

血液で脳が圧迫され損傷を受けてしまうからです。くも膜下出血は即死が15%、社会復帰できるのは20~30%としかないと言われており、命が助かっても後遺症が残る可能性が高いと言われている病気です。

くも膜下出血の大きな原因は脳動脈瘤です。脳の血管の中に何らかの原因でコブが出来てしまうのです。そのコブが破裂するとくも膜下出血がおきます。

血管内治療とは

くも膜下出血を起こさないようにするために、主に行わているのは、頭を切り開いて脳動脈瘤の根もとの部分をクリップではさみ、コブの中に血液が入らないようにして破裂を防止する開頭手術がほとんどでした。

しかし、吉村先生が行う治療方法は、頭を切り開くことはしないで、血管の中で治療ができる血管内治療です。

『血管内治療』は、現在、全国で20人しかできないと言われている脳動脈瘤の最新治療で、吉村先生はその血管内治療を行っている数少ないドクターの一人なのです。

血管内治療は、これまでの頭を切り開く治療方法は患者さんにかかる負担が大きい、特に高齢の患者さんにはかなりの負担がかかってしまいます。そこで、もっと優しい治療方法はないかと言う事で考えられたのが血管内治療です。

2015年から行われるようになった、まだ新しい最新治療で吉村先生のもとには全国から多くの患者さんが訪れているそうです。

最新の血管内治療は局所麻酔で行われます。ですのでドクターは患者さんと会話をしながら治療を行っていきます。これなら患者さんも安心だと言う方も多いかと思います。

足の付け根にある動脈からカテーテルを入れて、医師はモニターを見ながら徐々にカテーテルを脳に向けて進めていき頭の脳動脈瘤のあるところまで到達させます。

脳動脈瘤にたどりつくと、フローダイバータと言う長さ16mm のアミ状になって小さな筒を動脈瘤をまたぐように血管に留置させるのです。

そうすることで、脳動脈瘤への血流が遮られ破裂を防ぐことができ、さらに、次第にその動脈瘤の大きさは小さくなっていくそうです。このカテーテルの繊細な押し引きがスゴ腕ドクターの技術なんです。

番組でこの治療を行っていた方は手術後4日後には笑顔で元気に退院されてました。※これは、番組で放送されていた1例をまとめたものです。患者さんによって手術の方法は異なります。

脳梗塞の治療方法

脳卒中でもう一つ多いのが脳梗塞です。脳梗塞は年間85万人の人が発症していると言われています。からだのどこからか血液の塊である血栓が脳の血管につまり血流が止まる恐ろしい病気です。

血管内治療では、足の付け根から細い管のカテーテルを脳の血栓が詰まったところまで入れていきます。そして、薬を注入して血液の塊を溶かします。

この治療方法は、いかに早く血液の流れを回復させるかが大切になります。




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