鼻水・鼻ずまり・鼻がムズムズしてくしゃみが出るなどの症状、風邪や花粉症かなと思っているとそうではない場合があります。

風邪や花粉症と同じような症状がでて、近年増えているのが寒暖差アレルギー。

日中は暖かいのに朝や夕方になると急に寒くなる、また、部屋は暖房が効いているので暖かいのに外に出ると急激に寒いなどの寒暖差によって起こるアレルギー症状で、正式名称は血管運動性鼻炎。

暖かい空気から冷たい空気への寒暖差によって自立神経のバランスが崩れることで温度差に敏感になり発症してしまいます。急に冷え込んだりする寒い季節は特に注意が必要が必要。

寒暖差アレルギーの症状

症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど、咳など、風邪や花粉症と同じような症状があらわれますが、見分け方は、風邪の場合は微熱があったり、また、花粉症なら目にも症状があらわれる場合が多いので、目に症状があらわれない場合は寒暖差アレルギーの可能性があります。

寒暖差アレルギーは、5分間で7度の寒暖差があった場合に発症しやすいと考えられており、人によっては症状がさまざまです。

例えばお風呂に入る時も寒暖差があり、自律神経系に影響して心筋梗塞や狭心症が発症する場合もあるので放置しないで病院で診察を受けましょう。

なりやすい人

・40代前後の女性
・運動不足
・睡眠不足
・食生活の乱れ

寒暖差アレルギーは、老若男女誰にでも発症する可能性がありますが、特に女性に多いことが分かっているそうです。

対策

マスクで冷気が入ってこないように遮断したり、マフラーや上着を着て冷たい空気が当たらないようにしましょう。

また、コーヒーのカフェインは気管支の炎症を予防する働きがあるそうです。そこに、ハチミツを入れると抗炎症作用があるので砂糖に代わりにハチミツを入れるとのどや鼻の炎症を抑制します。

その他に、食事の時拡張作用があるブロッコリースプラウトにを食べると良いそうです。