年齢と共に体のトラブルは増えます。若いころは体験しなかった「えっ!こんなことで!」の、まさかのビックリが増えるのです。

私は風邪をひいて咳がひどく、ある日、咳をしていたら背中が急に痛くなり咳が出来なくてあまりにも辛く病院に行ったところ、背中の骨にヒビが入っていると言われ痛くて仕方ないのでコルセットを購入。5000円位して高かった!

その時、もう若くない!骨がもろくなっている事を実感しました。

それから、牛乳や小魚を食べるようにしてはいるんですが、皆さんカルシウムって吸収されにくい栄養素だとご存知ですか?

カルシウムは吸収されにくい栄養素

現在、骨粗しょう症の予備軍が2000万人に達するとも言われています。過度なダイエットや加齢が原因で、20代から40代がピークで骨密度は減少していきます。

特に閉経後の女性がなりやすいと言われており、女性ホルモンの低下で骨密度が低下し50才以上の女性3人に1人骨粗鬆症と言われています。

何故骨がスカスカになるのか?

人間は食事をして腸からカルシウムを吸収していますが、加齢によってカルシウムの吸収率が低下してしまいます。すると血液中のカルシウムが不足します。

その不足したカルシウムを、骨に蓄えているカルシウムを使って補っているのです。その結果、骨のカルシウムが減少して骨密度が低下してしまうのです。

その予防・対策に厚生労働省では成人の場合1日650mgのカルシウムを摂るように推奨しています。

しかし、牛乳など食べ物からカルシウムを摂っても、実は、カルシウムだけだとあまり吸収されていないんです。

例えば、カルシウムの吸収が良いと言われている牛乳を200cc飲みます。牛乳200ccにはカルシウムが220mg含まれていると言われています。しかし、牛乳でも約4割程度しか吸収されていないそうです。

吸収率をアップする助っ人がクエン酸!

先ほど、閉経を迎えた女性は骨粗しょう症になりやすいと話しましたが、60代の女性が食事などで何も対策をしないで過ごすと、骨密度は半年で1%減少すると言われています。

ですが、60歳以上の骨密度が低下している女性にレモンを入れたカルシウム飲料を3か月飲んだところ、骨密度が2,4%も上昇したという研究データーがあるそうです。

これは、2005年の静岡県立大学の研究で分かったことなんですが、レモンに含まれるクエン酸がカルシウムと結合することで腸から吸収されやすくなるそうです。レモンにはクエン酸がリンゴの300倍、みかんの6倍の量が入っています。

【100gあたりのクエン酸の量】

  • りんご・・・約20mg
  • みかん・・・約1000mg
  • レモン・・・約6000mg

そこで、毎日飲めるおススメのドリンクを紹介します。

【レモン入りラッシー】

  • 牛乳・・・100cc
  • 飲むヨーグルト・・・100cc
  • レモン・・・大さじ2
  • ハチミツ・・・大さじ1,5cc
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また、骨は負荷がかかるほど、骨をつくる細胞が活発になるそうです。体を動かす運動を忘れないでくださいね。