年齢と共に、若い時には想像がつかない悩みが増えてきます。その一つが親の介護です。

自分を大切に育ててくれた親が年をとり介護が必要になりました。大切な親なので出来るだけ自分が介護をしたい。このように思う人は多いです。

ですが、自分にも生活があります。仕事をしなければ食べて行けませんし、介護はいつまで続くかわかりません。毎日の生活が介護と仕事だけになってしまうと言った頑張り過は今度は自分の精神が病んできてしまいます。

阿川佐和子さんのアガワ流介護術は、阿川さんが実際に両親の介護をするうえで編み出した実体験です。発想がユニークで明るく楽になる介護術なので参考にしてみてください。



その一:心に余裕を持つために後ろめたさを持て

母親には電話で「今日は仕事が忙しくて夕方まで行けない。」と言い、実はゴルフに出かけます。ゴルフを楽しんだ後に母親の家によると、母親に対して後ろめたさがあり、母に優しくできるのだそうです。

その二:好物は喉につまらない

例えば、お寿司が好きな人は、病院に家族が持ってきたお寿司は一気に食べて、もっと食べたい。と言った感じで食べるそうです。

食べることは、人間の最後まで残る楽しみで生きる意欲のバロメーターみたいなものなので、食べたいと思う物が無くなったら生きていてもしょうがない。大好きな食べ物を食べて食を満喫することは大切なんだそうです。

阿川さんのお父さんが入院していた老人病院では、食べる事をとても大切に考えていて本格的な料理を作っているのでとても満足していたそうです。お酒も飲んでOKだったので毎晩晩酌をしていたそうです。

その三:赤ちゃん言葉を使わない

介護をしている人が良くやってしまうのが子供に接するような言葉づかいです。例えば「お着替えできるかな?」とかですが、人生の大先輩として扱われると、生きる意欲が湧いてくるので、敬語で話すようにすると良いそうです。

その四:医療より介護、介護より生活

例えば、毎日パジャマで生活するよりは、毎日朝になったらベッドから起きて、ちゃんと着替えて日中はなるべく起きて生活するようにする。

また、帽子やアクセサリーなどおしゃれをすると、何かしようかなと、前向きな気持ちになる。

その四:恋は長寿の万能薬

好きな人がいることは、その人に合うために色んな努力を知らないうちにしていて生きる原動力になる。

その四:認知症の方と接する時の心得

阿川さんは、現在認知症の母親を介護しているそうです。認知症の方は良く同じこと何度も繰り返して言ってしまいます。例えば雨戸の無いマンションに住んでいて「雨戸締めなくて良いの?」と、何度も同じこと言います。そんな時の対応で絶対にやってはいけないのが「雨戸は無いって言っているでしょう!」と間違いを訂正する事は絶対にやってはいけないそうです。

認知症の方は、新しいことを覚えるのが難しいので、訂正しても何度も同じことを繰り返して言います。ですので、「雨戸締めなくていいの?」といわれたら「雨戸ね締めましょうね。」と否定しないでオウム返しをするといいそうです。このように肯定されると安心感を与える事が出来るそうです。

または、こちらから別の質問して関心を別の所にすると楽になるそうです。