梅雨の時期になり、家庭で気になるのが生命力が強いカビやダニです。その撃退方法を林修の今でしょ!講座では、100軒の家に協力してもらい徹底調査を行い、カビが生えている家と生えていない家、また、ダニがいる家といない家との違いを放送しました。

番組では、カビの研究をされている専門家、千葉大学真菌医学研究センター 准教授 矢口貴志先生と、ダニの事なら知らない事がないと言う、NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所の白井秀治先生迎えて徹底解析がはじまりました。その内容を紹介します。

家庭でカビが潜んでいるのに見逃してしまっている4つの場所

シャンプーボトル


定期的にそうじをしているつもりでも、ノズルや側面にカビが生えていることが多いそうです。

番組でも100軒の家を調査をしたところ、100軒中24軒の家からカビが見つかりました。

矢口先生の解説によると、お風呂には、黒カビや赤カビなど色んな種類のカビが存在しているそうです。その中には、猛毒のエクソフィアラと言うカビが潜んでいるそうです。

このカビは、人間の体にある小さな傷口から体内に入って皮膚の炎症を起こし、血液と一緒に流れて脳に行き、最悪は死に至る場合もあるそうです。

撃退方法

そこで、カビが発見できなかった家を調べると、風呂上りに泡や皮脂などの汚れをシャワーで流していることが分かりました。

カビは、湿度、温度、栄養(皮脂のアカ)が揃っていると、とっても育ちやすくなります。

番組では、湿度70%、温度25度、そこにカビが生えやすい栄養をいれたシャレーを置いて、お風呂場と同じような環境にして、どの位でカビが生えるのか実験をしました。

その結果が、なんと3日で黒いカビが生え、4日目にはシャーレが真っ黒になりました!ゾットします!

お風呂から出る時の、シャワーで洗い流すだけでカビが撃退できるなら実践しましょうね。

また、お風呂場のパッキンや目地のカビで困っていませんか?

掃除は、ゴシゴシ擦って洗いがちですが、実はこれではカビは撃退できません。

ゴシゴシ洗うと、カビが取れたようにおもいますが、ゴシゴシ洗ったことで、パッキンや目地に傷ができ、そこからカビ菌が入り込んでしまい、それが繰り返し行われることで奥まで菌がはいりこんでしまいます。

【パッキンの掃除方法】

  1. カビ取り洗剤をかけます。
  2. そこに、ラップを覆って浸透するようにします。
  3. そのまま、しばらく放置します。
  4. カビをきれいに取れたら、市販の補修剤を使いキズを埋めるとベスト!

また、最終的にカビ菌は天井に居座るそうです。なかなか天井の掃除はしていない人も多いかと思いますが、水分を取るだけでもいいので、フローリングワイパーを使って水分を取るようにしましょう。

キッチンの蛇口

何気なく毎日使っている蛇口ですが、その裏を見ると黒カビが生えていることがあります。このカビは、肺炎の原因になるトリコスポロンと言うカビなんだそうです。

そのまま放置していると、夏型過敏肺炎になる可能性があるそうです。風邪はひいていなにのに咳が出る人は可能性があるそうです。

撃退方法

カビが生えていなかった家に人に聞くと、洗い物が終わった後、蛇口もきれいに洗って渇いた雑巾できれいに拭いているそうです。

矢口先生が言うには、その時に雑巾にお酢やクエン酸を使って拭くと殺菌力が高いのでオススメなんだそうです。

 水分を拭きとる

カーテン

これは、確かに見逃してしまいがちです。カーテンは洗うの大変ですよね。しかし、カーテンに生えているカビの中には、人間の体に危険な病原性が一番強いと言われているアスペルギルス・フミガータスと言うカビが生えるそうです。

アスペルギルス・フミガータスは、普通に呼吸をしているときに吸い込み、気管支を通って肺に入ってしまいます。

この時、免疫力がある人はそのままカビ菌を吐き出すことができますが、免疫力が弱い人がそのカビ菌を吸ってしまうと、肺にカビが定着して肺にカビ生えてしまうことがあるそうです。すると、そのカビ菌は、肺の細胞を壊してしまい重い呼吸障害を起こしてしまうそうです。

1年間でカビで亡くなっている方は1000人いるそうですが、その半数がこのアスペルギルス・フミガータスと言う菌で亡くなっているそうです。

撃退方法

カーテンにカビが生えていない家には、網戸の掃除をしっかり行っていました。カビの胞子はたくさん網戸についているそうです。私たちは良く網戸にして窓を開けています。そこからカビ菌が部屋に侵入して増殖してしまうそうです。

アスペルギルス・フミガータスは空気中に存在していてホコリを餌にして増殖しています。ホコリがたまりやすい網戸はカビの格好の場所なんですね。

カーテンを洗う時は、塩素系の洗剤を使と効果的にカビを落とすことが出来るそうです。

また、エアコンは冷房を使うと内部が湿気ってしまうので、切る前に30分位送風に切り替えて乾かしてから切るといいそうです。

洗濯機

濯機にカビが生えていない家では、洗濯機のフタをしないで常に開けて乾燥させているそうです。

さらに、汚れた衣類は洗濯機に入れないで別の洗濯カゴを用意してそこに入れるようにしていました。

先生の話では、とにかく洗濯機にカビを生やさないためには乾燥させている事が大切。できれば、使うときだけフタを閉めるだけで、常にフタを開けて乾燥させているのが理想なんでそうです。

撃退方法

洗濯機の清掃は、水かできればお湯をいっぱいに入れて市販の洗濯漕洗剤で洗濯機を洗いましょう。※お湯の方が汚れが落ちやすい。

汚れた洗濯物は別の洗濯カゴに入れるようにしましょう。



カビが生えた食べ物は食べられないのか?


番組の冒頭にゲストのサッカー解説者の中山雅史さんが、食品にカビが生えていても、きれいなところは食べれるのでは?と矢口先生に質問。

先生の話によると、実はカビが生えてないように見えても、カビ菌糸が根を張って広がっている可能性があるそうです。

「ならば、火を通せばられるのでは?」と、さらに中山氏がツッコんで質問します。

先生「カビは火を通すと死にます。ですが、カビが作った毒は火を通しても死にません。実は、私たちのカラダに悪い影響を与えるのは、カビの毒の方なんです。」

とのことです。さらに、実際に起こった例を紹介。

カビの毒の中にはガンになる物もある!

2004年にケニアで実際に起った事なんですが、カビが生えたトウモロコシを食べた125人が亡くなった事があるそうです。

ケニアで起こった事なので日本はあまり関係ない!と思う人もいるかもしれませんが、現在は、さまざまな国から食品が輸入されているので、私たち日本人も他人事ではありません。注意が必要です。ですので、カビが生えた食べ物は危険なので食べないようにしましょうね。

では、続けてダニ退治方法編に進みます!

家庭でダニが潜んでいるのに見逃してしまっている場所ベスト5!

ダニ編では、ダニ対策にとっても熱心な先生が登場してダニ撃退法を伝授してくれました。NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所の白井秀治先生です。

白井先生のダニの撃退するための研究への思いが熱いんです。実は、先生、家でダニを放し飼いしているんだそうです!

どうして、家でダニを放し飼いにしているかと理由を聞くと、先生の話によると、どうすればダニが減るかと言う事に取り組んでいるので、家にダニがいなくなってしまうそうです。

そうすると、自分の家で検査ができなくなるので、今年の1月から、わざとダニが増えるように、掃除をしない。布団は不潔にするなどして、ダニを放し飼いにして増やしてきたんだそうです。

そんな、白井先生が20年間研究してきたダニ退治の蓄積を今回伝えてくれました。

では、本題にはいります。
番組では、カビと同じように100軒の家庭に協力してもらい、ダニが潜んでいそうな場所100ヵ所のホコリを採取して専門家に分析を依頼して、どこに一番ダニが潜んでいるのか大調査を行いました。そのワースト5を紹介。

5位:フローリングの溝


ダニがフローリングの溝に潜んでいる家では1㎡に16匹見つかり、ダニが潜んでいない家では1㎡に3匹でした。

ダニがフローリングに潜む理由ですが、白井先生の話によるとダニは棲みかが必要になり、その棲家は潜る場所になるそうです。そのため、フローリングは木なので潜る場所がないので棲んでいるようにみえませんが、実はフローリングの溝は潜りやすいために棲んでいるそうです。

撃退方法

ホウキで履いたり、掃除機をかけるだけだと、排気の風によってホコリやダニの死骸やフンを舞い上げてしまっているそうです。

ダニが少なかった家で行ている掃除方法は、モップと掃除機のWの掃除方法を行っていました。ベストなのは、最初にモップをかけてホコリを拭き取り、その後に掃除機をかけるのが効果的だそうです。その時、木目や溝にそってモップや掃除機をかけましょう。

また、掃除機で吸い取ったダニがまた生きていて出てこないか心配になりませんか?

白井先生がおっしゃるには、掃除機で吸ったダニが再度出てくることはほぼ無いそうです。掃除機で吸われたダニは掃除機の流速が早いのでダニはその時点でほとんどが死んでしまうそうです。

しかし、紙パックにゴミが一杯になっていると、吸引力が弱くて、たまにダニが生きていることもあるそうなので、なるべくいっぱいになる前に紙パックは取り替えましょう。

最初にモップや雑巾でホコリやダニの死骸フンをふき取り、その後に掃除機で吸い取ればダニを少なくすることができる。

4位:寝室の布団

布団などの寝具にダニがいると、寝ている時にフンや死骸が舞い上がってきて、それを吸い込んでしまい気道にアレルギー性の炎症をおこす危険があるそうです。

番組で100軒の家を調査したところ、ダニが布団に潜んでいる家では1㎡に107匹も見つかり、ダニが潜んでいない家では1㎡に3匹でした。凄い違いですが、何が違うのでしょうか?

布団を干していない家庭にはダニが多くいました。ならば、日光に干せばダニは撃退できるかと言うと、実はあまり効果がないそうです。

撃退方法

ダニは50℃の熱を超えると20分前後でダニは死滅するそうです。

お天気の良い日に布団を干しても、ダニは裏側に潜り逃げてしまうのでダニは退治できません。ですが、寝汗を乾燥させてダニを増加させないようにする対策にはなるそうです。

一方、ダニが潜んでいない家では、家庭用の布団乾燥機を使っていました。布団乾燥機で熱を加えると高温でダニが死滅し繁殖を防ぐことができます。

現在、販売されている家庭用の乾燥機だと60℃を超えるものが主流になっているので布団乾燥機を使うのが効果的。

また、シーツを洗濯する事で、ダニのフンの9割以上は除去されるそうです。ですが、洗濯機のなかで洗ってもダニ自体は死なない事が多いそうです。その原因は洗濯物を入れすぎると水流が弱くなり死滅しないので、シーツを洗う時は洗濯物は入れすぎないようにしましょう。

また、除菌スプレーには、ダニを寄せ付けない、柑橘系やヒノキお香りがあるのでそれを選んで使うといいそうです。

3位:キッチンの食品棚

ダニがキッチンの食品棚に潜んでいる家では1㎡に27280匹も見つかり、ダニが潜んでいない家では1㎡に0匹でした。

その理由は小麦粉でした。小麦粉にダニが入るとそれがエサになるので袋のなかで増えていく。しかも、輪ゴムで止めていても、その隙間から入ってしまうそうです。

小麦粉の中にいるダニはコナヒョウヒダニといいます。一度開けた袋の中で大繁殖してしまいます。知らない間にダニを食べてしまいアナフィラキシーショックという重篤なアレルギーを起こす人もいるそうです。

一方、小麦粉にダニが潜んでいない家では、一度使った小麦粉は冷蔵庫・冷凍庫で保存していました。

冷蔵庫の中は、約7℃です。ダニが活動できない温度なので、万が一ダニが入っても繁殖を防ぐことができます。さらに密閉容器に入れると侵入もブロックできます。

2位:絨毯

ダニが絨毯に潜んでいる家では1㎡に66匹も見つかり、ダニが潜んでいない家では1㎡に3匹でした。

絨毯は、掃除機をかけるだけでは十分にとれません。

ダニは潜る性質があるので、絨毯の毛の中に潜ってしまいます。また、しっかり爪が8本あるのでm掃除機を使って吸引しても、しっかりしがみついているのです。一般家庭で使っている掃除機で吸い取るだけでは十分に吸い取れません。

では、絨毯にダニが潜んでいない家ではどんな掃除機のかけ方をしているのでしょうか。

撃退方法

ゆっくり往復させて掃除機をかけていました。掃除をかける時は、吸い込む力がゴミを引っ張ってくるのでゆっくりかけた方が効果があるそうです。

白井先生の伝授の掃除機のかけ方は、1か所に5秒以上かけてゆっくり往復かける。また、部屋を暗くしてかけると良いのだとか・・・。

その理由ですが、ダニは明るいところを避けて暗いところに移動する性質を持っているそうです。部屋を暗くしてかけることでダニの回収量が多くなるそうです。

約3時間暗くしてから掃除機をかけるとよりダニを吸い取る事ができるそうですが、3時間は・・・ちょっと工夫が必要ですね。

1位:畳

ダニが畳に潜んでいる家では1㎡に224匹も見つかり、ダニが潜んでいない家では1㎡に39匹でした。

畳は、部屋の湿気を吸いやすいので、畳の上に物を置かないと、乾きやすいが、物を置くと乾きにくくダニの住処になりやすくなります。

撃退方法

畳の上に物を置かないのが理想。

また、畳の上に絨毯などの敷物をすると、ダニが増えているケースが多いそうです。

乾燥するとダニのからだはしぼんでいき、乾燥し続けるとダニが死亡します。ですので、畳を乾燥させることは重要になります。




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