hakui1ひざの痛みの多くが、関節のクッションの役割をしている軟骨がすり減ったりかけて痛みを伴う変形性ひざ関節症。

この原因は、加齢や激しい運動などした際の膝にかかる負担などが考えられています。ですが、そんな膝を若返らせる新たな物質が見つかったそうです。その物質がプロテオグリカンです。

プロテオグリカンの役割

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私たちのカラダを支えている膝の軟骨成分には様々な成分が含まれています。その中に、膝の軟骨のクッション機能を豊かに保つ物質が新しく分かってきたんだそうです。それが「プロテオグリカン」と言う成分。このプロテオグリカンを増やせば膝の軟骨を若々しく保つことができ、痛みをも軽減することができるんそうです。

実際に膝に痛みを感じている人にプロテオグリカンの量をMRIマッピングと言う検査でプロテオグリカンの量を計測してみると、減少している人が多いことが分かってきているそうです。

膝の軟骨に含まれる成分は、軟骨を作り出す軟骨細胞、軟骨の柱の役割をしているコラーゲン、そしてプロテオグリカンなどが含まれています。軟骨を例えるのに良くスポンジが使われますが、軟骨はたくさんの水分を蓄えています。プロテオグリカンは、軟骨の中でその水分を蓄える役割を行っています。

私たちが日常生活をしていて、膝に圧力がかかるとプロテオグリカンが蓄えた水分が軟骨から出ます。それによって、膝にかかる衝撃を吸収して痛みを軽減しているのです。そして、ひざに圧力が無くなると、水分が再び軟骨に戻りプロテオグリカンが蓄えます。

ところが、何らかの原因でプロテオグリカンが減少してしまうと軟骨で水分を蓄える事ができません。するとクッションの役割ができなくなるので、ひざに圧力がかかると軟骨がすり減りかけてしまうのです。その結果、衝撃をうけて痛みが伴てしまうのです。

プロテオグリカンが減少してしまう原因

プロテオグリカンは、毎日の日常生活の中で増えたり減少したりしているそうです。例えば、階段の上り下り、しゃがんだり立ち上がったりなど、膝を曲げたり伸ばしたりしているとプロテオグリカンをより多く生成しているのです。

これには、意外だと思われる方も多いのではないでしょうか。階段の上り下りやしゃがんだりすることは、ひざ関節に負担がかかるのではないだろうか?と、思っていませんでしたか。

ところが、専門家の話では、ひざの曲げ伸ばしを頻繁に行うと血流が良くなり、血液と一緒に酸素や栄養素が軟骨にたくさん取り込まれるようになります。それによって膝の軟骨細胞が活性化し、より多くのプロテオグリカンがつくられるようになるので、スポンジ機能がうまく働くようになるのだそうです。

歩くだけでも膝は曲げ伸ばしをしているので、プロテオグリカン増加の期待はできるんだそうです。良く歩き、良く膝を曲げ伸ばしすることが大切なんですね。

プロテオグリカンを減らしてしまう三大条件

体重増加
膝は、歩いているとき体重の3倍の負担がかかると言われています。例えば体重が50kgの人は、常に150kgの負荷がかかっていることになります。体重が重いほど負担がかかり軟骨が傷みやすくなります。すると軟骨のスポンジ機能が低下して酸素や栄養が行き届かなくなり、プロテオグリカンが作られづらくなってしまいます。
40歳以上
40代から徐々に、軟骨の変性が進みプロテオグリカンが作られづらくなります。
女性
女性は男性に2倍、軟骨の変性が起こりやすいことが分かっているそうです。これは女性ホルモンが関係しています。女性ホルモンのエストロゲンは、軟骨を保護する働きも行っています。ですが、閉経にやってこのエストロゲンが減少してしまいます。その結果、軟骨が傷つきプロテオグリカンが作られづらくなってしまいます。

プロテオグリカンを増やす効果的な改善方法!

sanpoプロテオグリカンを増やすには、血流を良くすることがカギ!

その効果的な方法は意外に簡単な方法です。連続して10分歩く事でも膝の中の血流が増えるそうです。

空いている時間に、1日3回10分ずつ、合計で30分歩く事を目安にしましょう。その際には、なるべくモモを上げて大股で歩くとこうかてきです。

【参考:みんなの家庭の医学より 千葉大学大学院 総合医科大学講座 特任准教授 渡辺淳也先生の解説をまとめたものです。】




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