汗をかく夏の季節、電車など乗ってつり革につかまる時など、汗をかいていると脇の汗シミって気になりますよね。

どの素材が一番汗シミが目立たないのか、情報番組『この差って何ですか?』で実験を行いました。その結果を紹介します。

実験方法

実験方法はですが、実験に使った素材は

  1. 綿
  2. ポリエステル
  3. シルク

この4種類の素材でおこないます。

それぞれの素材100%の汗が目立つグレーの色の服を用意して、個人差が無いように同じ人が着用します。

汗の代りに、切り服で水を3回吹きかけ、汗が生地になじむように30秒間ワキを締めます。

その後に、ワキを上げて汗のシミを正確に測ります。測るのは汗シミの表面積を数値化できる3Dレーザースキャナーを使います。

結果

では、番組で測定した結果は、以下の通りになりました。

  1. ポリエステル・・・1,1㎝㎡
  2. シルク・・・3,5㎝㎡
  3. 麻・・・4,7㎝㎡
  4. 綿・・・22,7㎝㎡

この4素材での結果は、ポリエステルが一番汗シミが目立たないという結果になりました。

専門家にその理由を聞いてみると、一般的なポリエステルは吸収性がゼロなんだそうです。

各繊維を拡大して見ると、綿や麻の繊維には真ん中に穴が開いており、シルクには真ん中に隙間があります。ところが、ポリエステルの繊維の中には全く隙間がありません。そのため、繊維の中に水分が吸収されにくいのだそうです。

ポリエステル素材が汗シミが目立たないのは分かりましたが、ポリエステルは夏は暑いのではないかと・・・。個人的には、やっぱり夏は白の綿でしょう。