病気などの体調の異常はないのに、突然こめかみ辺りが痛くなる片頭痛。なかには頭が痛すぎて気持ち悪くなってしまうと言う人もいます。そんな片頭痛悩んでいると言う人も多いのではないでしょうか?
実は、片頭痛は男性よりも女性の方が多く、その差は男性よりも女性の方が4倍多いと言うデーターがあるそうです。ここでは、そんな片頭痛がなぜ起こってしまうのか?その意外な原因についてまとめています。
片頭痛の原因
では、片頭痛が起きる原因についてです。実は、片頭痛の原因は脳の血管が広がると痛みが起きてしまうのです。
脳の血管の周りにはセンサーの役割をしている神経が巻きついています。通常は、その血管と神経の間は隙間があるのですが、何らかの原因で脳の血管が膨らんでしまいます。
すると、センサーの役割をしている神経が刺激され頭が痛くなってしまうのです。
血管が膨らんでしまう原因はなんでしょうか?
- 天気
- 天気の良い日は脳の血管に圧力がかかり血管は縮んだ状態になっていますので、神経は刺激されないので片頭痛は起きません。ですが、雨になると気圧が下がり脳の圧力が弱まります。すると脳の血管が広がり神経を刺激するので片頭痛が起きやすくなります。
- ニオイ
- タバコの臭いとか香水などの強い香りがあまり好きではないと言う人もいるかと思いますが、そういう人はタバコの臭いや香水の臭いによってストレスを感じてしまいます。すると脳が興奮して血流が増えるので血管が膨れんで頭痛が起きてしまいます。
- 寝すぎ
- 朝起きて頭が痛いと言った経験はありませんか?実は寝すぎの時も片頭痛が起きてしまうのです。寝ている時の脳はリラックスしているので徐々に血管が広がっていきます。ところが、寝すぎると血管が広がり過ぎてしまい頭が痛くなってしまうのです。
- 空腹
- お腹が減るとたくさん栄養分を摂ろうとして血管がドンドン膨れんでしまうので頭が痛くなってしまうのです。
また、神もが刺激されているのでイライラしたり怒りぽくなってしまいます。お腹が空いていてイライラしたり怒りぽい人は片頭痛の人が多いそうですよ。
片頭痛が起きた時の対処方法
片頭痛が起きたときは体を安静に保つ事が大切。また、片頭痛が起きた時は血管が広がっている状態なので血管を冷やしてましょう。痛む部分であるこめかみ辺りに冷たいタオルをあてて冷やしてあげると片頭痛が楽になります。
人によってはコーヒーなどのカフェインを摂ると楽になるという人もいるようです。
気を付けなくてはいけないのが入浴や飲酒です。血管を広げてしまい痛みを悪化させるので避けるようにましょう。
【参考:TV番組「この差って何ですか?」 東京女子医科大学客員教授 清水俊彦先生の解説をまとめたものです。】